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甘木朝倉紀行

コラム


誇りばもとうや、自然と歴史の里、あまぎ・あさくら

監事 富田 英壽

 今私たちのふる里甘木朝倉では、子どもたちが恵まれた自然の中ですくすくと元気に育っています。この子どもたちに豊かなこの自然と歴史の里を良く認識し、誇りを持ってもらうことが肝要であります。この子たちの中には、勉学に修行に都会に出て励むことになる人もありましょうが、この私たちのふる里の誇りを忘れないで、郷里の発展に、さらには国の発展に努めてもらいたいものです。そのような願いを込めて、私たち大人たちは、今一生懸命努めています。
 イギリスの情報誌「MONOCLE」(モノクル)が発表した最新2011年度版「世界で住みやすい都市ランキング25」で、日本から三都市が上位25位に入っています。東京が9位、なんと福岡が16位に入っています。京都が21位であります。因みに1位はヘルシンキ(フィンランド)です。
 同誌は「福岡市は、日本の地図上においては、九州の左上に位置する福岡はあまり重要な都市に思われないかもしれない。しかしながら、福岡は東アジアの中心に位置し、東京・大阪に行くのと同様に、韓国や上海にもすぐに行ける。長い間、独特のスパイシーフードと、刺激的なナイトライフが際立っていたが、先日、日本全国から200もの店舗とレストランが集結した新生博多駅が誕生。また、博多駅と鹿児島を結ぶ九州新幹線も開通。福岡空港から博多駅まで地下鉄でたった数分という利便性は特記すべき点。独特の国際感覚を持っている。注目すべき日本の国際都市の1つである」としている。
 しかし、私たちの郷土甘木朝倉には、世界で16位に入った福岡市より勝っている4つのことがあります。
@水と緑が豊かであり、自然に恵まれて、空気が綺麗です。古処山のツゲ原始林は国の特別天然記念物です。水は、甘木朝倉に降った自然の恵みの水を江川ダムで貯めて福岡市など周辺の地区にたくさん送っています。福岡市民からは大変感謝されています。
A地震などの災害が少ない。甘木朝倉で有史以来、地震があった話しは、聞いたことがありません。東北大震災以来、地震などの災害の発生に関心が寄せられています。
B古い歴史があります。なにしろ甘木朝倉は卑弥呼の里でありますし、邪馬台国があったのではないかとも言われています。国指定史跡の平塚川添遺跡は弥生時代の貴重な多重環濠集落遺跡です。
C農業が基盤産業であります。県内第2位の農業産出額です。衣食住の人間生活の中で、一番必要で大事な「食」の都市への大供給地であります。
まだまだ他にもたくさん優れたところがあります。
 ただ、一つ難点があります。それは毎年500人ともいわれる人口減少です。10年で5000人、20年で10000人の減少が予想されています。農業をはじめとする諸産業のためにも、人口減少を何とかしなければなりません。そのためには、官民が一緒になって、力を合わせ色んな手立てをして人口を増やすことが大事です。
 しかし、人々が定住し、人口が流出しないようにすることもそれ以上に大事なことだと思います。ですので、子どもたちに豊かなこの自然と歴史の里あまぎ・あさくらに誇りを持ってもらうことが肝要であろうと思います。